子供も参加できるディズニーお菓子づくり。「故郷のビスケット」

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こんにちは!マモジンです。

今日は「ビスケット」を作ってみようと思います。

「ビスケット」と言っても、薄いザクザクしたおなじみの焼き菓子ではなく。サクサクした「パン」のような食べ物です。

「ケンタッキーフライドチキン」でもお馴染みの、あの丸い、メープルシロップかけて食べるやつです。

それで。


「ディズニー」と「ビスケット」。

一体どんな関係があるのか。

じつは。ディズニーの世界観そのものを作り出すきっかけになった食べ物…なのかもしれないのです。



ウォルト・ディズニーも食べてた!?「ビスケット」


ディズニー作品の生みの親「ウォルト・ディズニー」は「ケンタッキーフライドチキン」で有名な「ケンタッキー州」のお隣の「ミズーリ州マーセリーン」で幼少期を過ごしました。


昔から牧畜や農業が盛んな州なので、チキンや豆、小麦やとうもろこし、乳製品等を使った料理が食卓に上ります。

「ビスケット」もアメリカ南部発祥の主食(食パン的な…?)だったので日常的に食べられてきました。

チキンや豆料理と一緒に。そしておやつにはジャムを塗ったりして。

バターミルク(牛乳からバターを作るときに出る液体)やバターをたっぷり使い、甘みを抑えて焼き上げたサクサクふわふわな「ビスケット」は様々な料理によく合います。


もちろん幼少の頃のウォルトも「ビスケット」は日常的に食べていたでしょう。

「ウォルト・ディズニー」のお母さんは「バター」を作るのがすごく上手だったので、出来立ての「バター」で美味しい「ビスケット」を焼いていたのではないかなと思います。

「ウォルト・ディズニー」もいっぱい「ビスケット」を食べながら、豊かな自然や広大な大地を眺めながら少年時代を過ごしていたのでしょう。


そして、この頃の暮らしが後に「ディズニー作品」、そして「ディズニーランド」に大きく影響を与えていることは間違いありません。


「東京ディズニーランド」にも様々なところに「ウォルト・ディズニー」が愛した街「マーセリーン」の思い出が詰まっています。


「ビスケット」を食べながら調べてみるのもいいかもしれませんね。

じゃあ。

さっそく作ってみようか!(強気)

「ビスケット」を作ってみよう

まずは材料の紹介です!

「ビスケット」の材料(3,4人前)

★強力粉 150g

★薄力粉 100g

★ベーキングパウダー 10g

・グラニュー糖(三温糖とかでも可) 20g

・塩 1g

・バター(有塩で大丈夫)80g

・プレーンヨーグルト(バターミルクの代わりね) 60g

・牛乳 70g

以上です。

バターがもったいなければ、バター風味のマーガリンとかでも代用可能です。

「ビスケット」の作り方

・粉類を混ぜる

まずは★の薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーをふるいにかけます。なければそのまま大きめのボウルで混ぜておきます。

そして砂糖と塩を加えて混ぜます。 すごい関係ないけど「砂糖と塩」って変換しようとすると「佐藤敏夫」ってなってちょっとびっくりします。


・バターを加えて混ぜる

バターはあらかじめ常温に戻しておくか600Wの電子レンジで10秒くらい温めます。

そして1〜2cm角くらいに切っておきます。(適当で大丈夫です)

粉にバターを加えて木べらやゴムベラでバターを切るように混ぜます。

ある程度バターが細かく切れたら、そぼろ状になるまで手でバターの塊をほぐしていきます。

優しく、捏ねないように細かくしていきましょう。

これくらいになったらOKです。

・牛乳とヨーグルトを加えて混ぜる

ここからが重要です。

牛乳とヨーグルトを加えて混ぜるのですが、絶対にかき回したり、捏ねたりしないで下さい。

グルテンが発生(ネバネバ分)してしまうため、サクサクふわふわの「ビスケット」にしたいのなら切るように混ぜていくことが重要です。

木べらやゴムベラの丸い方を手前にして、永遠に「1」を描き続ける感じで混ぜます。

ある程度切るように混ぜたら、全然まとまりきってなくていいので、ラップにくるんで1時間以上冷蔵庫で冷やします。


冷やすことによってグルテンがあれであれなのでサクサクふわふわになります。


・のばして層を作っていく

さあ。しっかり生地を冷やしたら、打粉(強力粉)を薄く敷いたまな板において麺棒でのばします。


麺棒なくても、手でのばしていっても平気です。ただあんまりペタペタ触ると生地が温まってきちゃうのでグルテンがあれで、あれなので注意です。


大体2cmくらいの厚さにしたら、表面に(強力粉)を薄く塗って半分に折りたたみます。

これを4回繰り返します。

つまり2×2×2×2=16層ですね!

これ以上繰り返すと焼くのが難しいし、生地も扱いづらくなってくるので4回くらいで止めときましょう。


でも。ものすごいサクサク感を求めるなら究極の1024層に挑戦してみてもいいかもしれません。

(焼くときにボロボロになっても知らないんだから…)


・型を抜く

4回重ねてのばした生地を2センチの厚さにしたら型を抜きます。型抜きが無い場合は包丁で三角とか四角に切ってしまって大丈夫です。

同時進行でオーブンを210℃で予熱しておきましょう。

型には強力粉をまぶしておくと生地がくっつきにくいです。(なんか大きめのミッキーの型が家にありました。)

しっかり押し込んで型を抜きます。

もうすぐ2歳の食いしん坊の「ちょま君」も型抜きを体験中です。自分の食べるものだと分かっているのか真剣です。

型抜きして余った生地は再びまとめて折りたたんでのばしたら再び型を抜けます。

生地をまとめるときは捏ねないで、折りたたむ感じでお願いします。

オーブンの角皿にクッキングシートを敷いて並べていきます。

このまま焼いてもいいですが、焼き上がりの綺麗さを演出するために「卵黄1個+牛乳小さじ2杯を混ぜたやつ」を生地の表面に塗りました。

塗らなくても自然な焼き色がつくので、無理して塗らなくても大丈夫です。

・オーブンで焼く

210℃のオーブンで15〜20分で焼けます。

生地の厚さによりますが、だいたい表面がいい感じの茶色になってきたら大丈夫です。

完成「故郷(ふるさと)のビスケット」

オーブンから出すときは熱いので気をつけて下さい。

網などがあればそこでしっかり冷ましてあげましょう。

層を重ねたことによって、「ビスケット」の真ん中あたりがパカッっとちょっぴり割れてるのが最高に上手に出来た印です。

完成した「ビスケット」を感慨深そうに見つめる「ちょま君」


ジャムもケーキシロップもかけずに素のままでパクパク食べていました。

本当は、チキンやポークなどの味の濃いおかずと一緒に食べたり。ジャムやクリーム。ホットケーキのシロップ等と一緒に食べると美味しいです。

(このおうちごはんブログではタラの料理と一緒に登場しています。)


きっとウォルト少年も食べてたんだろうなぁ。古き良きアメリカに思いを馳せながらいただく「故郷(ふるさと)のビスケット」


それは夢の通り道でーす。

ではまた次回。