ディズニー写真の撮り方。最初に憶えておきたい「構図と光の方向」とは。

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マモジンです!元気です。

トーマス並みにいつでも元気です!

今回はパークでの写真の撮り方の基本中の基本に重点をおいてお話します。


前回で、ディズニーの撮影ルールと必要な持ち物等について説明したので、そちらに関してはバッチリかと思います。(不安な場合やまだ見てない方は確認することをおすすめします。)


何事も準備は大切なので、しっかりルールや持ち物等はチェックしておきましょう。

「写真の撮り方」の前に必要なこと



パークでの撮影はたくさん被写体で溢れています。

ショーやパレード。人物。キャラクター。記念撮影。夕焼け。夜景。花火。


しかし。デジタル一眼レフやミラーレス一眼は、シーン毎にカメラの設定(絞りやシャッター速度、ISO等)を変えたり、レンズも交換したり、さらには構図も考えて撮り方を工夫していかないと、なかなかうまく撮影できません。

(絞り。ISO。シャッター速度についての記事はこちら↓)


iPhoneなどのスマホもカメラ任せではなく、自分でカメラの設定を操作できるアプリ等を使って撮り方を変えていけば、劇的に写真が良くなります。

(スマホにインストールしておくと高度な撮影が可能になるアプリ↓)


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(ごめんなさい。iPhoneのアプリは有料版ですが「Camera+2」の無料版「Camera+]でも「絞り、ISO、シャッター速度」の調節は可能なので、機能としてはそちらの方でも十分かと思います。)

他にも「絞り、ISO、シャッター速度」を調節できるアプリならなんでも大丈夫です。

色々試して、自分が使いやすいものにしましょう。

さて。準備が整ったらいざ撮影です。まず今回は基本中の基本でもある「構図」についてのお話をさせていただきたいと思います。


写真の構図を知る


構図ってなんでしょうか?まずはそこからですね。簡単に言うと写真の画面の構成です。

良い構図というのは、主役に自然に目線が行くような写真としての収まりが良い、まとまってる印象を受けます。


これから、様々なシーンでの撮影方法をご紹介していきますが、その前に「構図」についてある程度学んでおかないと、せっかく綺麗に撮影できても、どこを見たらいいのか分からない、まとまりのない写真ばっかりになってしまう可能性があります。

どうやったら、主役が引き立つようなまとまりある構図が作れるのでしょうか。

上の写真はマモジンの撮影です。


なんというか収まりが良いというか、見やすい写真ですね。「クリスマスツリー」にも視線が向きやすく、背景の建物と夜の空の対比も、印象的に残ります。


印象的に見せるために構図をしっかり考えることも重要になってきます。


簡単な構図の作り方「三分割法」

「構図」のとり方は沢山の作り方があります。でも、まずは簡単に出来て、全ての被写体に活用できるのが三分割法です。


考え方は簡単で、写真の縦横を均等に三等分して線を引き、その交点に主役にしたいものを配置するという手法です。

ものすごい適当な線でごめんなさい。


この写真は右下の交点に主役であるキラキラ光るツリーを配置し、さらに上3分の1は夜空を入れることで、街の明るさがより引きたつように構図を意識して撮影しました。


このように、三分割して生まれた4つの交点のどこかに主役を配置したり、3分割されたラインのどこかに、地平線や町並み等のラインを合わせることでググッっと写真がまとまります。


この手法を知っているだけで、かなり写真が上達した気持ちになれますので、是非積極的に試してみましょう。


じつはカメラのファインダーやライブビュー画面には、ガイドラインになる線だったりマス目が配置されていたりするので、ぜひ活用してみてください。

光の方向を考える「斜光」「逆光」「順光」を意識した写真の撮り方


主に日中の撮影なのですが、太陽からの光の方向を考えて撮影する事が重要です。


逆光(被写体の真後ろから光が当たる状態)や

斜光(被写体の横から光が当たる状態)そして

順光(被写体の正面に光が当たる状態)があります。


キャラクターとの撮影や、ランドマーク(シンデレラ城とか)での記念撮影などは、出来る限り「順光」で撮影できる様に立ち位置を調整しましょう。


逆光だと周りの景色が明るいのに、人物やキャラクターだけ影になってしまって、暗い印象になってしまいます。


カメラというものは難儀なもので、明るすぎたり暗すぎたりの差が激しすぎると、明るいものは真っ白に。光が当たらない部分は真っ黒になります。



上は同じ被写体を角度を変えて撮影してます。


1枚目は日の光を横に(斜光)受けています。暗い部分は黒くなってしまいますが、光と影のバランスによっては、幻想的な写真になる可能性もあります。


2枚目の写真は、真っ白で分かりませんが画面奥に太陽が写り込んでいます。(逆光)

空も本当は綺麗な青空だったのですが、明るすぎて真っ白です。


被写体は明暗差が激し過ぎて、ほとんど真っ黒になってしまいます。

ある意味印象的な写真になりますが、これが記念撮影とかだと、主役になる人物やキャラクターが真っ黒になってしまうので、出来れば逆光は避けたいところですね。

3枚目は日の光が撮影者の背中側から入て来ているので(順光)


被写体の質感や色もしっかり分かります。

外だけでなく室内でも、ライトの当たる方向にも気をつけて撮影することを意識すると

「主役が暗くなってしまう現象」を回避しやすいかと思います。


まとめ。構図と光の方向を意識出来るようになったら


今回ご紹介した構図を使った撮り方以外にも、様々な構図が存在しています。


「もっと色んな構図でドラマチックに撮影できたらなぁ」と思ったら色々調べてみるのも良いかもしれません。


さらに、自分自身で撮影を進めるうちに自然と身に付いたりもするので、まずは三分割法を活用して色々撮影していくのがオススメです。


太陽の光の方向に関しても「順光、斜光、逆光」はそれぞれ写真に与える印象も違ってくるので、色んな光の角度から写真を撮ってみるのも楽しいものです。


ただ。キャラクターとのグリーティングや記念撮影等は出来る限り「順光」で撮影したほうが失敗は少ないです。

さらに帽子の影で表情が暗くなってしまったり、撮影者の影が入ってしまったりもするので、そのあたりも注意しながら写真を撮ることができれば完璧です。


グリーティングではあまり準備には時間を掛けられないので、、撮影前にしっかりどっちから撮るのか考える癖をつけておくと、格段にいい写真が撮りやすくなります。


さて、次回は実践編。シーン別のカメラの設定の仕方と撮り方をまとめてご紹介していきます。