こんにちは!マモジンです。
ビッグショットも第4話まで配信されてます。
前回までの記事は↓
連続ドラマはあまり観ないマモジンですが『ビッグショット!』は毎週欠かさず観てます。
連ドラ初心者でも安心して観られる1話完結の構成。しかし回を重ねるごとに少しづつ主人公のマーヴィン・コーンが成長していく姿にグッときます。
マモジン的には今季(?)最もオススメする連続ドラマです。(まあ。この他に連ドラはNetflixで「フルハウス」しか観てないんですけどね…。)
人生に迷ったとき。挫折したとき。家族との関わり方に問題を感じているとき。
マーヴィン・コーンや彼を取り巻くたくさんの人達に少しだけ勇気をもらえる。そんな作品です。
『ビッグショット!』第4話あらすじ(ネタバレ含む)
前回。学校の最新情報を動画で配信しているハーパー・シャパイラから「マーヴィン・コーン監督」についてのインタビューを受けていた「サイレンス」のメンバーや娘のエマ。
完成した動画の内容にマーヴィン・コーンは驚愕します。
その内容は『マーヴィン・コーン監督は実は優しく。暖かく。傷つきやすい人間』
という、今まで自分の中で築き上げてきた『強くて無敵の鬼監督』というイメージをぶち壊して、人間らしい彼の本当の姿を皆に伝える内容だったからです。
娘のエマからは最後まで動画を観るように勧められますが、マーヴィン・コーンは頑なに観ようとしませんでした。
そして、チームを強くするために。勝利のために、チームのメンバーの気持ちを無視して他校のエース「サバンナ・ギブスン」の獲得に乗り出します。
そんな中。「サイレンス」のメンバー「オリーブ」はハナ・キアという水着のメーカーとコラボすることになりますが、実はハナ・キアは労働搾取をしているブラック企業だったのです。
その事実を知り、契約をブッチぎってハナ・キアとの関係を断とうするオリーブでしたが、名誉毀損で訴えると脅されたり、両親にSNSで自分を偽ってセレブのアイドルのような活動をしている事がバレて今学期中に退学させると言われてしまいます。
オリーブの退学の危機にもかかわらず、未だにサバンナ・ギブスン獲得に必死になっているマーヴィン・コーン監督。
そんな彼の姿を観た娘のエマ。
「動画を最後まで観るべきよ。必ず。」と彼に告げます。
そこに映っていたのは、現役時代の自分でした。
「バスケが出来るだけで幸せなんだ。」「勝利する事が全てじゃない。」
そう言っていた彼は、いつしか「負ければ何も残らない」と感じるようになり、勝利へ執着するようになり、バスケットボールへの愛を失っていたのです。
それを気づかせてくれた「サイレンス」のメンバーの言葉。自分の事を信じてくれる人達がいる事を知ったマーヴィン・コーン監督は、ある行動に出るのでした。
『ビッグショット』第4話見どころ
「ハーパーさんカッコいい」
今回の見どころは、なんと言っても「ハーパーさんの動画すげー」というところですね。
一学生があそこまでの動画を作れる事にも驚きましたが、内容の深さ。構成力も素晴らしかったです。
その動画を見て救われる人もいましたし。
マーヴィン・コーンという人物に好感を持った人達もいました。
正直第3話まで観た限りでは「マーヴィン・コーン」を陥れるような内容になるのではないかと思って心配していたのですが、むしろ彼の本質を皆に理解してもらえるような素晴らしい内容だった事に、いい意味で裏切られました。
ハーパーさん本当にかっけーです。第4話では、彼女は動画でしか登場しませんが、今回は彼女が主役なんじゃないかと思えるほどに良い仕事してます。
「オリーブの本当の姿」
もう一つの見どころは「オリーブの本当の姿」がこの回で分かります。
SNSでのフォローワーは14万9000を超える超人気セレブなインスタ女子ですが、実はセレブのフリをして自分を偽っていることで、今回様々な問題に直面します。
しかし、根は素直で、他人を気遣うことが出来て、一生懸命な性格のオリーブ。
正直に自分の本当の姿を告白し、偽っていた事を謝罪して、素の自分で生きていく事に決めた彼女の強さ。
SNSでは簡単に自分を偽れますが、もしも取り返しのつかない事になってしまったとき、彼女のように正直に謝れる強さと正直さがマモジンにもあったら良いなぁと思いました。
あ。別に偽ってる訳じゃないですよ!?
『ビッグショット!』グッときたシーン3選
『ビッグショット!』では「名台詞」や「名シーン」が盛り沢山です。
そんな中でも特にマモジンが何度も見返した『ビッグショット!』の名シーンをピックアップします。
第一話「マーヴィン・コーン」人生を語る!
第一話の32:21から始まるシーンです。
格上の相手に翻弄され、本来の力を出せずに落ち込む「サイレンス」のメンバー達に語りかけるマーヴィン・コーン。
「人生は残酷で厳しい。だが望みは薄くても勝つためには全力で戦うしかないんだ。たったそれだけなんだ。」
強豪校を率いてきたマーヴィン・コーン監督。
自分を見失い。人生に挫折し、それでも今ここで全力を尽くして戦う彼自身にも言い聞かせるように語りかけるこのシーン。
マーヴィン・コーン監督役の「ジョン・ステイモス」はかつて、薬物やお酒に溺れてそれまでのキャリアを失いどん底にまで堕ちてしまった人気俳優でした。
そんな彼が人生に挫折しても、それでも全力で生きるという言葉を紡ぐたびに、ドラマを通り越して彼の本質を垣間見た気がして、体の芯が熱くなりました。
第2話「ディスティニー」とのフリースロー対決
第2話 35:00から始まるシーン。
もし逢えるなら、父親に逢いたい。と語るディスティニー。
実は彼女の父親はすでに亡くなってしまっている事を知ったマーヴィン・コーン
ディスティニーを呼び止め、2人でフリースロー対決をします。
厳しく冷徹な監督に徹していたマーヴィン・コーン監督はディスティニーの父親に対する想いを汲んで、少しでも彼女を励まそうとしたのでした。
楽しそうに掛け合う2人のやりとりは、本当に親子のようで、なんだかあったかい気持ちになると共に、少しだけ切なくなってしまいました。
第3話「亡き父へ伝えたかった言葉」
第3話41:45からのシーンです。
父親の葬儀に参列したマーヴィン・コーン。
かつて、父親に言われた「恥だ」という言葉。
それによって人生が大きく狂ってしまったマーヴィン・コーン。
しかし彼は、父親が努力していた事も知っていました。
自分の事を最後まで「恥だ」と思って死んでいった父親。
彼に伝えたかった言葉。そして、娘には自分の事を恥だと思われたくないというマーヴィン・コーンの人間らしい弱さが印象的で、ついついもらい泣きしちゃいました。
親との関わり方。そして子供に何が出来るのか。
マモジン自身。父親とはあまり良い関係ではないので。マーヴィン・コーンと亡き父とのシーンは考えさせるものになりました。
次回予告
次回は第5話のあらすじと見どころを紹介します!
『ビッグショット!』はディズニープラスで毎週金曜日に新しいお話がUPされてます。
今季最も面白い(マモジン談)連ドラ『ビッグショット!』をお見逃しなく!
ではまた次回。
夢の通り道ですか。