人生を変える言葉が溢れるドラマ『ビッグショット!』第2話

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Disney+(ディズニープラス)オリジナルのドラマ『ビッグショット!』が本当に面白い!

というわけで。このブログでは『ビッグショット』のキャスト。あらすじ。キャスト。見どころについて書いています。

第一話のキャストやあらすじについては↓

この記事で紹介していること。
  • 第一話から第2話までのあらすじ
  • 第2話までの簡単なキャスト紹介
  • マモジン的レビュー(感想)「ビッグショット!」はどんな人におすすめ?

まだまだ認知度の低い「ビッグショット!」ですが。これからドンドン熱い展開を見せてくれるはずなので、今のうちに情報を整理しておけば続編もグーンと面白く観られると思います。

「ビッグショット!」第二話までのあらすじ

マーヴィン・コーン監督は傲慢で怒りやすい性格だったがバスケットボールの指導者としては一流だった。

しかし、試合中に審判が下した判定に納得がいかず、暴言を吐き、更には椅子を投げつけるという事件を起こしてしまう。


NCAA(全米大学体育協会)男子バスケットボールの監督を解雇されてしまったコーン監督は、サンディエゴのラホーヤにある私立女子高校の「ウェストブルック」のバスケットボール部「サイレンス」の監督に左遷されてしまいます。



そこで出会った思春期真っ只中の女子生徒達。そして助監督のホリー・バレットや校長を務めるシェリリン・トーマスを始めとする学校の教師たち。

思春期独特の様々な問題に直面するコーン監督。


ホイッスルを吹けば誰かのトラウマを刺激し。

スタミナ不足を指摘し、減量するように指導したら泣かれてしまい。

説教中に笑った生徒を怒ったら、実は脳の障害が原因だったり。

態度の悪い生徒をスタメンから外したら、彼女の将来を危険に晒してしまったり。


就任数日にして思春期の女子高生達の繊細さや危うさ。心の奥に渦巻く悩みと直面してしまうコーン監督。

今までの傲慢で高圧的な指導方法ではうまくいかないことをバレット助監督のアドバイスもあり

すこしづつ、メンバーたちに歩み寄り生徒たちとの絆を深めていきます。


しかしコーン監督が就任して初めての試合で、自分たちの格上のチームに翻弄されてしまい大量リードを許し自信を無くしてしまう「サイレンス」のメンバー達たち。

ハーフタイムの部室で、メンバーを叱ろうといつものように声を荒げるコーン監督。しかし、彼女たちの表情を見て、それでは上手くいかないと気づいたコーン監督。

そして少しづつ自分の過去を語り始めます。


父親に恥だと言われて、がむしゃらに、我を忘れて努力し、その結果犯してしまった過ち。


しかし過ちを犯しても。挫折しても。それでも自分に向かって「自分は勝つために全力を尽くした。」と言えるように自分に出来ることをしてきたと。


「バスケットボールばかりが人生ではない。だけど人生というものは残酷で厳しい。

しかし望みが薄くても勝つためには戦うしかない。


たったそれだけなんだ。自分には「全力を尽くす」ということしか出来ない。

そして君たち自身はどうだ?」



その言葉によって、自分たちに出来ることを全力で試合にぶつけたメンバー達。

彼女たちの望みが薄くても全力を尽くす姿に沸き起こる声援。そしてコーン監督も彼女たちの想いを受け入れ勝つために全力を尽くします。


しかし。あと1ゴールの差で負けてしまった「サイレンス」のメンバー。


試合後の部室。

全力を尽くして、それでもあと一歩届かなかったことに落ち込むメンバー達にコーン監督は



満足そうに微笑み「ここから始まるんだ。」


と告げて部室をあとにします。

『第1話』


コーン監督が来てから二度目の試合。格下相手に「サイレンス」は圧勝。


しかし喜び合うメンバーに対して、コーン監督は「大切なのはチームで勝つこと」だと叱咤し、本当に強いチームに勝つためには「チームを思いやる気持ち」が必要だと訴える。

勝った喜びはもちろんあるし、彼女たちの可能性を感じているのに素直に言葉を伝えられないコーン監督。

「サイレンス」のメンバーは「勝ったんだし、もう少し褒めてくれても。」と不満を募らせてしまう。


褒めてあげられないコーン監督に、バレット助監督は思ったことを「素直に伝える」ということの大切さをアドバイスします。


アドバイスを受けたコーン監督は次の日「サイレンス」のメンバーに不器用ながらも褒めることを実践し、彼女たちの可能性を引き出すために様々な方法で練習を行うコーン監督。


靴紐を結ぶ練習や、見えないボールを使った練習等、一見意味の分からない練習も、全ては「勝つため」に繋がっているコーン監督の指導。

エースのルイーズ・グルジンスキも、訳のわからない練習や「自分が得点を決めるのではなくパスをしろ。」という言葉に初めは納得出来ませんでしたが


「偉大な選手は自分が上手くなるだけじゃなくチームのメンバーも強くする」という言葉を体に理解させるための練習をコーン監督が実践していたのだと分かり、彼の指導を信頼し始めます。


少しづつ「サイレンス」のメンバーの信頼を得ていくコーン監督。

しかしウエストブルックの教師陣との対立や、その頑固過ぎる残念な性格のせいで、離婚した母親のもとで暮らしている娘のエマに対しても、素直になれず怒らせてしまう。



そんな中。コーン監督のやり方に納得いかない他の教師達からの嫌がらせを受けて、毎朝の練習時間も削られてしまう。

学校のやり方に納得いかない「サイレンス」のメンバーたち。「何が大切かは自分たちで選べる。」と、コーン監督が朝のジョギングに使っているコースの途中にあるバスケットコートで偶然を装って練習を始める。


そしてそれを目撃したコーン監督も彼女たちの気持ちを受け取り練習に参加する。


そして、迎えた強豪「インシニータス」との試合。

お互いがチームのために動き、相手校を翻弄していく「サイレンス」のメンバー。

ルイーズもチームの勝利のために出来ることをしていく。



結果は僅差での勝利。


「相手のチームにはうちより上手い選手が揃っている。しかし何故勝てたか分かるか?」

それは「自分達の方がいいチームだから。」

素直に勝利の喜びを伝え、彼女たちを褒めるコーン監督。

彼女たちの成長とともに、コーン監督自身も少しづつ何かを学んでいきます。

コーン監督を追放しようとする教師に対して冷静に立ち回ったり


「サイレンス」のメンバーの一人。ディスティニーに父親が他界して既にいないという事実を知り、彼女が父親と自分を重ねていることを知ったコーン監督の思いやりで、ディスティニーとフリースロー対決をして自分に出来ることを探すコーン監督。

思いやりや、自分の気持を素直に伝えるということの大切さに気がついたコーン監督は、娘のエマに「一緒に暮らしたい」と素直な気持ちを伝えます。


「誰かを頼るのって悪いことじゃない。少しだけ人間らしく見えるよ。」と娘に言われ、少しだけ以前と変わった自分を認識するコーン監督。

その言葉を聞いたときの表情は、嬉しいような恥ずかしいような。達成感や安心感。いろんな気持ちが詰まっていました。

『第2話』

「ビッグショット」主要キャストと第二話で登場したキャラクター

マーヴィン・コーン監督(元NCAA監督。左遷で女子高バスケ部「サイレンス」の監督に。一応離婚している。)・・・ジョン・ステイモス

ホリー・バレット助監督(コーンに呆れつつもいつもアドバイスしてくれる女性。離婚経験あり)・・・ジェサリン・ギルシグ

エマ・コーン(コーン監督の娘)・・・ソフィア・ミトリ・シュロス

ルイーズ・グルジンスキ(「サイレンス」エース的存在。父は学校1番の出資者)・・・ネル・ヴェルラーク

ディスティニー・ウィンターズ(父親を無くした「サイレンス」のメンバー。コーン監督に父親を重ねていく)・・・ティアナ・ル

キャロリン・(マウス)スミス(シュートは苦手。でも技術はピカイチ。発言はちょっと空気読めない感じ)・・・ティシャイブクストディオ

サマンサ「ギグルス」フィンクマン(情動調節障害の女の子。女の子が好き…?)・・・クリケット・ワンプラー

オリーブ・クーパー(ムードメーカー的な存在。ホイッスルが苦手?)・・・モニーク・グリーン

シェリリン・トーマス(ウエストブルック校長先生)・・・イヴェット・ニコール・ブラウン

ラリー・グルジンスキ(ルイーズの父親。ルイーズを試合で活躍させいい大学でバスケをさせようと、色々口出ししてくる)

ジョージ・パパス(学校のカウンセラー。コーン監督を追放したい)・・・リチャード・ロビショー

グリント先生(政治学の先生。コーン監督が気に入らない。追放したい。朝練を中止に追い込んだ張本人)

ディラン(ルイーズのボーイフレンド?)・・・エメリー・ケリー

「ビッグショット」こんな人におすすめ!マモジンレビュー(感想)

『ビッグ・ショット!』を初めて観たときは「スラムダンク」的なバスケット中心のドラマなのかなぁ。と思っていましたが、作中ではそこまでバスケットボールに関しては詳しい描写はされていません。

むしろ、マーヴィン・コーン監督や「サイレンス」のメンバー達が繰り広げるヒューマンドラマの色合いが強いです。


彼や彼女たちの過去や内面を知れば知るほどに作中に引き込まれていきます。

何よりマーヴィン・コーン監督のセリフがいちいち熱い。

セリフも熱い上に「フルハウス」でおなじみのイケメン俳優「ジョン・ステイモス」が演じているせいでものすごいセリフに説得力があります。


なんだか。ジョン・ステイモス自身の過去も見つめながら語ってるのでは無いかと思うほど、表情に深みと説得力が感じられます。

そして、普段めっちゃ頑固ですぐ怒るくせに、たまに見せる柔らかい笑顔にやられちゃう人も多いのではないかと思います。


思春期の悩みを抱えた人達にとって、これからの生き方を伝えると同時に、人生に挫折した人、迷っている人に熱いエールを送ってくれる作品だと思います。

「人生に勝つために全力を尽くす。」

マモジン自身。日々全力で生きているのか。

そして、誰かとちゃんと分かり合おうとしているのか。

そういうことを見つめ直すきっかけになった作品です。

次回予告

次回の更新は「第三話」のあらすじとキャストと初登場のキャスト。さらに見どころも載せちゃいます。ネタバレもあるので注意して下さい!

ではまた次回。

夢の通り道で!