こんにちは!今日は旬のお魚を使った簡単な「カルパッチョ」を紹介します。
実は「カルパッチョ」は本場イタリアでは生の牛肉を薄切りにした料理だったものを「落合さん(有名なイタリアンの料理人)」がマグロなどの魚介類を薄切りにしたものにアレンジしたことで、日本では「お魚のカルパッチョ」が主流になりました。
そして世界的な刺身ブームで「お魚のカルパッチョ」はイタリアでも近年は提供している店も増えてきました。
作り方はとても簡単です。
基本は薄く切った生魚にオリーブオイル。塩。胡椒レモン汁。そしてバルサミコ酢をかけるだけです。
酸味の効いた生魚をたっぷりのオリーブオイルで食べるだけで、パクパクいけちゃいます。
お刺身に飽きたり、たまには彩り豊かな魚料理を作ってみたい方にはオススメです。
どんな魚でもOK!旬の魚を使おう。
「カルパッチョ」の素晴らしいところは、季節ごとに旬の魚を使ってアレンジが出来ることです。
冬から春(12月1月2月3月4月)は「金目鯛」や「真鯛」初夏から夏(5月6月7月8月9月)は「上りがつお」や「ヒラマサ」や「スズキ」
秋(10月11月)は「戻りがつお」「カンパチ」「タチウオ」など。
刺身に出来る魚だったら何でも作ることが可能なので一年を通してさまざまな味が楽しめます。
今回は、引き締まった赤身にしっかりした味わいの「上りがつお」を使ったレシピを紹介します。
「お魚のカルパッチョ」の材料(3人前)
鰹(刺身用のさく)・・・1本(250g前後)
オリーブオイル ・・・大さじ2
バルサミコ酢 ・・・小さじ1
レモン汁・・・小さじ1
にんにく(すりおろし) ・・・5g
生姜(すりおろし) ・・・5g
塩 ・・・1g
粗挽き胡椒 ・・・適量
にんじん千切り ・・・20gくらい
長葱 ・・・ 20gくらい
きゅうり ・・・20gくらい
ミニトマト ・・・好きなだけ(今回は6個)
ベビーリーフ・・・50g
塩 ・・・0.5g
オリーブオイル ・・・大さじ1
レモン汁 ・・・小さじ1/2
バルサミコ酢 ・・・小さじ1/2
粗挽き胡椒 ・・・少々
以上です。
野菜は季節ごと変えてOKです。セロリや、玉ねぎ。みょうがやパプリカなどが入っても美味しいです。
ベビーリーフの代わりにレタスとかもアリです。
今回は鰹の臭みを消すために生姜を加えていますが、淡白な白身魚を使う場合は、生姜入れません。
さらにバルサミコ酢も半分くらいにするとバランスがいいかもしれません(お好みでOKですが)
「お魚のカルパッチョ」作り方
それでは早速作ってみましょう。
今回は火を全く使わない生食の料理なので、生魚はしっかり冷やして、手もまな板も綺麗に洗いましょう。
魚を切る
まずは魚を薄く切ります。
しっかりとした魚であれば薄さ2、3mmくらいで切っていきます。
難しい場合は5mmくらいでも大丈夫です。
魚に味をつける
魚をボウルに入れ、オリーブオイル。塩。胡椒。ニンニク。生姜。そしてバルサミコ酢とレモン汁を加えて優しく混ぜます。
(今回は臭みの強い魚なので調味料としっかり混ぜ合わせますが、白身魚などは切ったらお皿に盛り付けして、上から直接調味料を回しかけてしまってもOKです。)
混ぜたらラップをして盛り付けるときまで冷蔵庫で冷やしておきます。
野菜を仕込む
お魚を冷やしている間に野菜を切ります。
一応分量は記載しましたが、結構適当で大丈夫です。
トマト以外の野菜は4、5cmくらいの千切りに。ミニトマトは4等分くらいに切っておきます。
ベビーリーフは軽くほぐしておきます。
ボウルに野菜を入れて、調味料を加えてよく混ぜ合わせます。
しっかり混ぜ合わせたらOKです。
冷やす時間があればこちらも冷蔵庫で冷やしておきます。(20分くらい)
盛り付け
まずはお皿に鰹をあんまり重ならないように敷き詰めていきます。
鰹を敷き詰めたら野菜を飾り付けして、最後にお好みで粗挽き胡椒をかけて完成です。
アレンジは無限大!お魚ごとの注意点
野菜とお魚がしっかりお互いを補い合い高め合う。そして香味野菜の香りとレモンとバルサミコ酢の程よい酸味が食欲をそそります。
ちなみに上の画像は「金目鯛のカルパッチョ」
血合いが多かったり、生臭くなりがちな魚には生姜やネギを入れると、食べやすくなりますよ。
逆に白身魚などの淡白な魚は、オリーブオイルとレモン汁やバルサミコ酢との相性もいいので、お好みで増量してもいいと思います。
脂の乗った「戻りがつお」や「カンパチ」はオリーブオイル控えめのバルサミコ酢少なめにすると、素材の良さが活かせると思います。
まあ。それぞれ好みがあると思うので、色々試して「究極のマイカルパッチョ」が出来るようになるといいですね!
クリスマスのお祝いなどにもお洒落な「カルパッチョ」
ぜひおうちごはんで作ってみてくださいね。
ではまた。夢の通り道で